漆を塗って、乾かないうちに細かい青貝をぱらぱらと蒔き付け、その上に漆を塗り重ねます。 漆が硬化した後に漆に埋まって固着した青貝を炭で研ぐと、漆が研がれて貝が顔を出します。 輪島塗さやの表面は凸凹はなく、美しい平面ですが、貝はあちこちを向いていて、それぞれの輝きが大変美しい技法です。 見た目から青貝と言いますが、この貝は、夜光貝という巻貝のからを、研磨して使用しています。 貝の厚みと漆の厚みの調節、そして貝を研ぎだす手加減などは、熟練の職人の勘が頼りです。 銀河は受注生産です。ご注文よりお届けまで約3~4か月です。