寿ぎの華やかな雰囲気を、扇を連想させる松葉を重ねることにより表現した美しい重箱。
重ねることは、「寿ぎが度重なる」の意を表しています。
【納期について】
この重箱は、常時、上塗り前の状態での在庫(納品まで約2か月)を切らさないようにしていますが、時期により変わります。在庫が無い場合でも、お時間を頂戴できましたら、末永くご愛用頂けます輪島塗重箱を、心を込めて製造致します。在庫が無い場合は、木地から製作致します。(お届けまで約6か月~かかります。)
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】幅:19.7 × 奥行き:19.7 × 高さ:19.5cm 台・幅:26 × 奥行き:26 × 高さ:3cm
◎模様
寿松は、寿ぎの華やかな雰囲気を、扇を連想させる松葉を重ねることにより表現した美しい模様です。重ねることは、「寿ぎが度重なる」の意を表しています。松は、一年を通じて緑を保つことから、長寿の象徴の吉祥模様として、広く親しまれています。また、葉の先が針のように鋭い所から、邪気を払うと言われています。寿松沈金は、松葉を扇状に広げた図案になっており、いっぱいの幸福感を表現しています。放射状に彫られた松葉は、外側から中心に向かって、一本一本彫りこまれていきます。中心にいけばいくほど、線は密集し、作業が難しくなります。
◎技法
沈金は、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。漆の肌にのみの刃先で彫り込み、自在な加飾ができる沈金は、やり直しのきかない一発勝負、まさに職人技です。繊細な細い線が重なりあうところが、熟練の職人の、腕の見せ所です。
沈金師 : 東 恒博 >> |
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