今にも羽ばたきそうな美しい鶴を点彫りで表現。
幾重にも重なる波は「おめでたいこと、良いことが重なりますように」との願いが込められています。
その波間を「千年の時を生きる」とたとえられる鶴が羽ばたいています。
長寿の象徴の美しい鶴が、重なる波をこえ願いをたずさえ、飛びくる先は我が家です。
日本では七福神の一人に数えられる福禄寿(ふくろくじゅ:福と禄・財と寿、長寿を授ける神)は、常に鶴を従えています。
輪島ならではの加飾の技「沈金」。
のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線で自在な加飾ができる沈金は、
しっかりした下地に支えられた厚みのある上塗り技法。
線だけでなく、点彫りを施すことにより和らいだ陽の光を感じさせます。
柔らかそうな鶴の羽根は、立体感があり大変美しく仕上がっています。
輪島の飾り棚は、細い柱や裏板などの細かい部品の一つ一つを輪島塗に仕上げたのちに組み立てます。
末永くご愛用いただくための工夫の一つです。
全てはめ込み式となっており、ご希望の場合は漆で固着することも可能です。
後々の修理を考慮して下半分は固着し、上部は取り外し可能な形で納めさせていただくことが多いです。
制作者 : 角 康二(すみやすじ) >> |
【納期について】
受注生産のため、ご注文後1~2ヶ月後のお届けとなります。
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】幅:62.7 × 奥行き:33.3 × 高さ:91cm
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