描かれる花は、芙蓉・鉄線・撫子・菖蒲・すすき。
芙蓉は昔から美しい人のたとえに用いられている花で、
美しくしとやかな顔立ちのことを「芙蓉の顔」ということも。
豪華で美しく、ハイビスカスの仲間です。
詩にも多く詠まれ、昔から愛され続けている花です。
鉄線は、鉄のように強いつるをもつ植物という意味です。
その優美な姿が古来より大変好まれ、桃山時代頃から小袖や能装束に描かれてきました。
唐草文様になっているものも多く、
連綿と続くイメージから吉事が終わり無く続く・子孫繁栄などを表します。
菖蒲(しょうぶ)は、勝負(しょうぶ)に通じ、
厄よけ・魔除けの意味を持つ運気上昇の吉祥模様です。
「反橋(そりばし)の 小さく見ゆる 芙蓉かな」夏目漱石 など、
四季の花が咲き競う様は、普通では見ることのできない幻想の夢の世界です。
輪島の飾り棚は、細い柱や裏板などの細かい部品の一つ一つを輪島塗に仕上げたのちに組み立てます。
末永くご愛用いただくための工夫の一つです。
全てはめ込み式となっており、ご希望の場合は漆で固着することも可能です。
後々の修理を考慮して下半分は固着し、上部は取り外し可能な形で納めさせていただくことが多いです。
制作者 : 角野 岩次 >> |
【納期について】
受注生産のため、ご注文後1~2ヶ月後のお届けとなります。
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】幅:88 × 奥行き:39.7 × 高さ:100cm
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