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座布目を生かした美しさと傷つきにくい機能性がマッチした座卓。
布目を生かした温かみのある表面仕上げに、乾漆や錫の技法を取り入れた、
大雅堂オリジナルの工夫満点の座卓です。
【納期について】
受注生産のため、ご注文後1~2ヶ月後のお届けとなります。
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】幅:150 × 奥行き:90 × 高さ:33cm
◎模様
布目を生かした乾漆は、従来の輪島塗に比べて傷がつきにくいという利点があります。中央の錫布目は、機能性だけでなく美しさもお楽しみいただけるよう錫の光沢を活かし、色漆にて蒔絵を施しました。描かれた蒔絵は、蔓蒔絵。サンキライ・つた・くずの「つる性の植物」は、古来より「連綿と続くこと」を意味する文様として好まれてきました。色漆のみでつるを描き、最後に「しろがね」錫布目の金属質にあわせて、金を蒔いてあります。
◎技法
錫布目の技法は、石川ブランドに認定された、大雅堂オリジナルの技法です。布目乾漆同様に傷がつきにくく、華やかな印象の錫布目はこれまでの輪島塗とは少し違った、新しい輪島塗です。
◎足
座卓の足は、菊型にしています。漆の美しさが映える曲線を多くすることで優しく、存在感あふれる足になりました。また、長さを変えることもできます。大雅堂では、座卓の高さを34cmにしていますが、最近はお座敷で正座用の椅子や膝に負担のない低い椅子等をお使いの方がいらっしゃいます。椅子をお使いの方には、その高さに合わせて足をお作りいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
◎天板
天板には「シナ材」の合板を使用しています。
「1枚板を使わないのですか?」と聞かれることがありますが、木は加工してもやはり生きています。1枚板を使用すると、乾燥や湿度の関係から反りや割れが起こることがあります。輪島塗の長い作業工程や末永いご使用期間を考え、反りや割れ、ひずみに強いよう工夫した合板を使用しています。
どうぞ末永くご愛用くださいませ。
制作者 : 川原 秀 >> |
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