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両側に広がる雲、雲の間からのぞく黄金色に輝く竹と紅葉。
輪島ならではの加飾の技・沈金で表現した座卓です。
【納期について】
受注生産のため、ご注文後1~2ヶ月後のお届けとなります。
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】幅:151× 奥行き:91 × 高さ:33cm
◎技法
沈金とは、輪島ならではの加飾の技で、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。これは、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの技法なのです。
◎模様
楓は秋の草として、古くから文様として好んで用いられてきました。楓や楓の葉のことを通常「紅葉(もみじ)」と呼びますが、楓はカエデ科の落葉高木の総称です。晩秋になると葉の色が黄や紅になり、その形や色の美しさから、古来より好んで多用された文様です。歌にも多く読まれる、日本の四季を彩る美しい紅葉は誰からも愛される文様です。竹は、常緑で成長も早いことから、「生命力の盛んなしるし」として 古来より尊ばれてきました。天に向かってまっすぐ伸びるその姿が、いかにも生命力の強さを連想させます。ささと共に、「魔除け」の意味も有るとされ、神事にも多用されています。
◎足
座卓の足の付け方には2種類あります。ひとつは、漆でしっかり固着して足が抜けないようにする。もうひとつは布を挟み、仮止めの状態にする。こうしておくことで、座卓の足を外してかさばらず収納できます。
ご希望に合わせて、お選びいただいております。
◎天板
天板には「シナ材」の合板を使用しています。「1枚板を使わないのですか?」と聞かれることがありますが、木は加工してもやはり生きています。1枚板を使用すると、乾燥や湿度の関係から反りや割れが起こることがあります。輪島塗の長い作業工程や末永いご使用期間を考え、反りや割れ、ひずみに強いよう工夫した合板を使用しています。どうぞ末永くご愛用くださいませ。
制作者 : 角 康二 >> |
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