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飾り皿・鯉沈金は、水面に松が映りこむ広い池を悠々と、
きらきら光りながら泳ぐ鯉を眺めているような、
そんなひと時を味わえるような飾皿です。
【名入れ】
別途御見積いたします。お気軽に御問合せください。
【納期について】
2~7営業日で発送。もしも在庫の無い場合は、作業状況に応じて納期をご案内します。お気軽にお問い合わせ下さい。
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】飾り皿:直径29.7×厚み4.2cm 桐箱:横32.8×縦32.8×厚み10.8cm 皿立付き
◎技法
沈金(ちんきん)とは、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの加飾の技です。
◎模様
鯉のぼり、鯉の滝登りなど、鯉は立身出世の出世魚として知られる吉祥文様です。大陸では龍門(りゅうもん)と呼ばれる急な滝を昇り、龍になるといわれ、出世魚としてとても尊重されていました。また、美しい色や文様から、観賞魚としても親しみ深い魚です。鯉沈金のうろこの部分は、線彫りとこすりの技法を組み合わせて彫り、金を入れていて、鯉の薄い、透けるようなうろこの雰囲気を表現しています。また、鯉のうろこを丁寧に一枚一枚彫っていますので、とても豪華で、生き生きとしています。線と線が交差するところは、輪島の堅牢な塗があってこそできる技で、職人の技術の高さをも物語っています。
◎用途
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けますね。お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
制作者 : 小西 啓介 >> |
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