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この飾皿・富士山沈金は、雲の上にそびえる富士山の雄大さを、
漆黒と金の対比できりりとした印象に表し、松を配して遠近感を表現しています。
窓辺から遠くに望む富士山のイメージを描いた飾り皿です。
【名入れ】
別途御見積いたします。お気軽に御問合せください。
【納期について】
2~7営業日で発送。もしも在庫の無い場合は、作業状況に応じて納期をご案内します。お気軽にお問い合わせ下さい。
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】飾り皿:幅24.3×高さ17.3×厚み1.6cm 桐箱:横26.8×縦19.8×厚み6.5cm 皿立付き
◎技法
沈金(ちんきん)とは、のみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。この沈金は、漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金は、しっかりした下地にささえられた厚みのある上塗りの、輪島ならではの加飾の技です。沈金は、長い月日をかけ輪島塗として完成した器物の塗面にのみをあて、彫りを入れる作業ですので、失敗するわけにはいきません。一発勝負の作業です。培われた確かな技があればこそ、また各工程の職人への信頼があればこそ、思い切ったのみさばきが可能になります。
◎模様
富士山は、その美しい景観から古来より日本人にこよなく愛され続けてきた、日本の象徴ともいえる山です。また富士山は、季節や時間によって様々に姿を変え、それぞれ違った美しさをみせてくれます。漆黒に映える、黄金に輝く雪をいただく富士山は、漆芸ならではの美しい文様ではないでしょうか?
◎用途
飾り皿は、床の間や書院、玄関や仏間、どこにでも気軽に飾って頂けます。ご自分の一番安らげる場所に、飾ってください。飾るのも収納にも手間がかかりませんので、季節ごとの入れ替えや、行事にちなんだものなど、手軽に模様替えをお楽しみ頂けますね。お掃除の際にも、輪島塗は軽いので、移動が簡単に出来、掃除の邪魔になりません。
制作者 : 大角 博明 >> |
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