溜塗に扇面を思わせる松沈金が、華やかで上品に彫り上げられた屠蘇器です。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
松の模様は、外側から中心に向けて一本一本彫り進められています。
松の葉の重なっている部分が難しく、熟練の職人の技を感じさせます。
溜(溜塗り)とは中塗りに朱漆を塗り、上塗りに朱合い漆という半透明の漆をぬる技法。
漆は時間が経つにつれて透明度が増してくるという特性を生かし、
中塗りの朱漆が薄くのるふちのほうから透けて、落ち着いた中にも華やかさのある、雰囲気をかもします。
経年変化をお楽しみください。
制作者 : 東 恒博 >> |
【納期について】
ご注文を頂いてから製作致します。納期は約2か月~6か月です。
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】最大幅:52 × 最大奥行き:29 × 銚子の高さ:19.5cm
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