屠蘇器の台は、扇型。
扇面(扇)は日本で作られた日本特有のもので、末が広がる形から 「末広」 ともいいます。
発展や拡大を意味する縁起のよいものとされ、日本人になじみの深く古来より愛され続ける形状です。
溜塗(ためぬり)は、黒や朱塗りより、1回多く手間がかかります。
はじめに朱漆を塗り、次に朱合漆(しゅあいうるし)というべっこう色の漆を塗っているからです。
その雰囲気は、戦前の天皇陛下の御車が溜塗であったように、高貴で落ち着いていて華麗です。
漆は時間が経つにつれて透明度が増してくるという特性を生かし、
中塗りの朱漆が薄くのるふちのほうから透け、落ち着いた中にも華やかさのある雰囲気をかもします。
経年変化をお楽しみください。
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】幅:39.5 × 奥行き:22 × 高さ:20cm
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