冬、日本海から吹き付ける風は、防風林の松を根本から揺り動かします。
強風に耐える松は粘り強く、厳しい自然の中で強く生き抜く存在感を見せつけます。
松は、常緑樹で古くから長寿のシンボルとされてきました。
日本の伝統的吉祥文様でもある松のその強靱な生命力を、
輪島塗ならではの加飾の技・沈金の豪快なのみさばきで、美しく表現した迫力のある文様です。
沈金とは、輪島ならではの加飾の技でのみで漆の塗面を彫り込み、金銀の箔や粉を埋める技法です。
漆の塗厚が十分でなければ深彫りできず生かされません。
漆の肌に刃先で彫り込んだ繊細な線画で、自在な加飾ができる沈金。
沈金のみで彫った繊細な線が、互いに交差するのは輪島の高度な技術力のあらわれです。
お正月に欠かせない重箱。
おせち料理に限らず、サンドイッチやケーキなど入れてもお使い頂けます。
漆には抗菌効果があると言われているので、保存に最適の器です。
制作者 : 東 恒博 >> |
詳細なお届け日は、ご注文時のメールにてお知らせいたします。
↓画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 【サイズ】幅:17.3 × 奥行き:17.3 × 高さ:17cm
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